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面接でポーカー!?エーバルーンが本気で挑んでみた社内イベント

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最近、一部の企業では「面接にポーカーを取り入れている」という話を耳にします。
ゲームと採用。一見すると意外な組み合わせですが、果たしてその狙いはどこにあるのか。
本当に人柄が見えるものなのか。
そこで、エーバルーンコンサルティングでは、性格診断とポーカー体験を組み合わせた社内イベントを開催。
「まずは自分たちで試してみよう!」というシンプルかつ本気の企画です。

ゲーム前に“自分を知る”簡易性格診断でスタート

ポーカーを始める前に、まずは簡単な性格診断テストを実施。
結果は「主導型」「感化型」「安定型」「慎重型」の4タイプに分類され、各自の傾向がわかるようになっています。
ただし、診断結果に一喜一憂する暇はありません。真の性格は、これから始まるゲームの中で明らかになります。

そう、ポーカーは「素」が出るゲームなのです。

実際にプレイしてみた─性格、思考、クセ、全部見えます

ポーカーの基本ルールを学んだら、いざ実践。
勝敗を競うだけでなく、「どんなふうに勝負を仕掛けるか」「どこで降りるか」などの判断一つひとつに、その人の思考のクセや性格がにじみ出ます。

参加者からはこんな感想が寄せられました:

◇慎重なタイプだと思っていたのに、気づいたら強気に勝負していて、自分でも驚きました。
◇序盤はとにかく攻めたんですが、後半に集中力が切れて“今何を狙ってたんだっけ?”状態に(笑)
◇相手の手札よりも、リアクションを見て動くことに夢中でした。心理戦って奥が深いですね。
◇あまり自覚はなかったけど、“チップを賭ける額”に性格が出るというのは納得です。

また、周囲のプレイを見ていても、「石橋を叩き続ける人」「一か八かに出る人」「相手の顔色を読む人」「とにかく明るく盛り上げる人」など、それぞれの“らしさ”が表れていたのが印象的でした。

そして、勝敗がついた後の反応もまた個性豊か。
勝っても控えめな人、負けても満面の笑顔な人、それぞれの「リアクション」にその人の人柄がにじみます。

ポーカーは、判断力と人間力の“縮図”だった

プレイを通して感じたのは、ポーカーが単なる運任せのゲームではなく、不確実な情報の中で「何を信じて」「どう動くか」を問われる、非常にビジネスライクなゲームだということです。

・確信が持てない状況で、どこまでリスクを取れるか
・相手の言動から、どこまで意図を読み取るか
・自分の強み・弱みにどう向き合うか

これらは、採用の場面で見たい「人となり」にも通じる要素。
そう考えると、ポーカーが面接に取り入れられる理由も、少し理解できたように思います。

「自分らしさ」に気づく時間

今回の体験を通して、私たちは“自分の知らなかった一面”にいくつも出会いました。
「自分って、案外攻めるタイプなんだな」
「冷静に見えて、実はかなり感情がプレイに出てるかも…」
そんな気づきが、ゲームの中から自然と生まれてきます。

ポーカーは、勝ち負けだけでなく、“自分と相手を知る”ゲームでもあるのだと感じました。
もし次に面接でポーカーが出てきたら、、、それは、候補者の本当の魅力を知ろうとする、企業からのサインかもしれません。

ただし、くれぐれも本気で「オールイン」しすぎないようご注意ください。

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